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YAMAHA YZF-R6


YZF-R6(05年2月6日)



 結論は欲しくない。

 レプリカは初めてだったんだけど走り出したらセパハンも太すぎるように思えるタンクのニーグリップ部もキチンと考えられたもので違和感は無し。とばすには前傾したポジションで無いとダメだって分かった。ニーグリップはしやすくてバイクとの一体感が強い。でも、低速の取り回しは難しい。前傾したポジションだと視界も限られるしクラッチ、アクセルの操作はハンドルとタンクの間に手が挟まる感じなので慣れてないと操作自体に支障をきたす。交差点でもたつく。ハンドルで曲がろうとすると曲がらない。自分のバイクとは比較にならないほど乗りにくかった。

 エンジンは600ccだからトルクもあるし楽チン。CB750よりらくにトルクが出てる感じ。CB750よりR6の方がギア比が低いのかも。トルクのパンチはCB750の方が強い。アクセルレスポンスは精緻で微妙な開け閉めにもきちんとレスポンスするから面白いけど疲れる。4気筒は低速でも振動は出ないし楽。街中を2速、3速で走るとギアチェンジは事実上必要無いがエンブレが不快だから4速くらいで流す方が楽だった。4速で回転が落ちるとさすがにぐずつくんだが。6速も要らない。ワイドレシオの4速で十分かも。2速で60km/h→100km/hまでの加速は一瞬で終わる。ドラマチックと呼ぶにはあまりにもイージーでつまらないくらいだった。追い抜きもあっという間で簡単。600ccって十分なトルクがあるからいいかもしれないと思った。R6はトルク型のエンジンじゃないんだけどそれでも流すだけで十分速い。1万5000rpmくらいまで回るんだけど普通に走る分には5000rpm以下で全然足りちゃう。2速で100km/hまで引っ張っても10000rpmまで行かないのかも(見てなかった)。10000rpm超えるととても気持ちいいらしいので機会があれば試してみたいものだ。いかにも部品の精度が高そうなエンジンだった。ミッションもエンジンもカチッと各部品が組んである感じでそこはかなり好き。楽に走ったらつまらないしとばすと速過ぎ。どう乗っていいのか分からない。

 ブレーキは良く効く。でも低速でブレーキかけると少し唐突かも。バイクのブレーキはそんなものなのかな。

 車体のしっかり感は強烈でサスペンションも固めで地面に張り付いてる感じだからスタビリティがとても高い。非常に安心感が強いからスピードを上げても怖くないしスピード上げたほうが安定感が強い。VTRは60km/h超えるくらいから気持ち良くなるけどR6は100km/hでもスピード感が足りなくて退屈してしまった。エンジンもモーターみたいで退屈だし。一週間くらい乗ったらツインの感覚も消えて面白くなるのかも知れない。エンジンの楽しさはツインの方が解りやすい。

 家まで乗ってみたら20km/hでたらたら流して走るとこであまりにつまらないので乗るのがアホらしくなった。VTRは20km/hでも楽しい。車庫に入れる時もハンドルの切れ角が少なくてどうやって止めるか数秒悩んだほど。R6の取り回しは面倒でホントにダメだ。乗って重く感じる事は全く無いのに実際には異常に取り回しが悪い。家の周りの細い道で右にハンドル切るとアクセルは使えないし。カウルマウントのメーターは普段ハンドルマウントのメーター見てるから気持ち悪かった。(吐き気を覚えた。)スピードにのるとメーターに違和感は無いのだが。

 結論・・・今のところレプリカは欲しくない。だってセッティングが高速よりだから面白くないんだもん。R6買うならFZ6-Nがいい。でもFZ6-NよりKTM DUKE2かYAMAHAのXT660Xの方がいい。R6よりトリッカーの方が欲しいくらいだ。(最近、トリッカー熱が復活した。笑。)

追記:RAPTORの650ccっていいかも。安いし。


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